エンドポイントの設定方法
Kurocoではエンドポイントを独自に複数作成できます。
このチュートリアルでは、エンドポイントの説明と、エンドポイントの作成方法を紹介します。
エンドポイントとは何か
エンドポイントとは、Kurocoが外部に公開している機能を識別するURLの事です。
例えばKurocoでお知らせ記事を管理し、Webサイトにその一覧を表示したい場合、WEBサイトはKurocoからお知らせ記事一覧を取得する必要があります。
このとき、Kurocoは「このURLにアクセスされたらお知らせ記事の一覧を返す」というURLを準備しなければなりません。このURLがエンドポイントです。
APIとエンドポイントの違い
エンドポイントに似た言葉でAPIというものがあります。
APIとは「Application Programming Interface」の頭文字で、外部に機能を提供するインターフェースを指します。
Kuroco ではAPIという単語を、関連している複数のエンドポイントをグルーピングしたものを示す概念として定義しています。
APIをどの様に分けるべきか
KurocoではAPI単位にセキュリティの設定やCORSの設定の設定をおこないます。
そのため、下記の様な基準でAPIを分けることを推奨します。
- 同じ外部システムから呼び出されるもの
- 認証方法が同様な複数の外部システムから呼び出されるもの
エンドポイントの作成方法
それでは、実際にエンドポイントを作成してみましょう。
今回は、下記にて記事グループが作成されている想定で、一覧を取得するエンドポイントを設定します。
- グループID:1
- グループ名:お知らせ
1. 設定方法の概要
管理画面のAPIメニューからAPI一覧画面を開きます。
サイドメニューより、[API] -> [Default]をクリックします。
[新しいエンドポイントの追加]をクリックします。
エンドポイント作成画面が表示されます。
2. パス - URIを決める
パスを設定します。今回は news
と入力します。
有効/無効は「有効」とします。
Kurocoでは、パスの先頭は必ず /rcms-api/X/ となります。
X は整数が入り、APIのIDになります。
それ以降の部分をテキストフォームで記入します。
3. 操作対象となるコンテンツと操作を決める
次にコンテンツを決めて行きます。「モデル」で以下を選択します。
- カテゴリー: コンテンツ
- モデル:Topics, v1
- オペレーション:list
サマリーとディスクリプションは任意となります。エンドポイントの概要を分かりやすくを書いてください。
4. 基本設定を設定する
エンドポイントの設定には多数の設定項目がありますが、ここでは下記2点のみ設定します。
- topics_group_id:1
- cnt:10
topics_group_id にはお知らせの記事グループIDである「1」を入力します。
cntは1ページあたりの記事数を入力します。ここでは「10」と入力してください。
入力したら最下部の「追加する」をクリックします。
設定したエンドポイントの確認をする
設定したエンドポイントを確認します。
API一覧画面内パンくずリストのプルダウンより [Swagger UI] をクリックします。Swagger UI画面を表示します。
Swagger UI画面が表示されるので、作成したエンドポイントをクリックします。
エンドポイントの情報が表示されます。
以上でエンドポイントの作成を終わります。
エンドポイントの設定が適切にされてない場合、意図せず情報が公開されてしまう恐れがあります。 詳細な設定については、エンドポイント設定後の注意点をご確認ください。
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