管理画面よりECの設定を行う
Kurocoを利用してECサイトを作成する方法を説明します。 KurocoでECサイトを構築するには大きく3つの作業が必要です。
- 管理画面よりECを設定する(本ページ)
- ECサイト構築に必要なAPIの設定を行う
- フロントエンドを作成する
本チュートリアルでは、Kuroco管理画面のECメニューより、店舗情報の設定方法と商品の追加方法を説明します。
店舗情報の設定
ECサイト構築にあたり、最初に下記情報を設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
店舗情報 | 店舗の運営者情報を設定します。 |
支払い方法 | 購入時の支払い方法を設定します。 |
販売方法 | 商品の販売方法を設定します。 |
店舗情報を設定する
[EC] -> [店舗情報設定]をクリックし、店舗情報設定ページに遷移します。
店舗情報設定のページで配送時の無料条件や決済サービス(Paygent)との連携設定を行います。
今回は例として下記のように登録します。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社Kuroco EC |
商品注文受付(管理者宛) メールアドレス | no-reply@example.com |
通貨 | 円 |
おまとめ配送 | 利用しない |
送料無料条件 | 1000 |
送料計算方法 | カート単位で計算 |
決済代行サービス情報 | 決済代行サービス未使用 |
店舗情報設定の詳細は管理画面マニュアル -> 店舗情報設定をご確認ください。
支払方法を設定する
[EC] -> [支払い方法設定]をクリックし、支払い方法設定一覧ページに遷移します。
支払い方法設定一覧のページから[追加]をクリックします。
ここでは下記のように銀行振込を設定し[追加する]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
支払種別 | 銀行振込 |
支払い方法 | 銀行振込 |
手数料 | 0 |
対象金額 | 0 〜 999999 |
並び順 | 未入力 |
支払方法設定の詳細は管理画面マニュアル -> 支払方法編集をご確認ください。
今回のチュートリアルでは銀行振込による決済を利用するため、外部の決済サービスは使用しませんが、Kurocoではデフォルトの決済サービスとしてPaygentを利用出来ます。 Paygent設定の詳細は Paygentと連携するには をご確認ください。
販売方法を設定する
[EC] -> [販売方法設定]をクリックし、販売方法設定一覧ページに遷移します。
販売方法設定一覧のページから[追加]をクリックします。
下記のように設定し[追加する]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
販売方法 | 一般商品 |
支払い方法 | 銀行振込 |
商品種別 | 宅配 |
サービス名/配送業者名 | 未入力 |
説明 | 未入力 |
サービス利用料/配送料 | 220 |
サービス利用料/配送料 (配送先別設定) | 未入力 |
送料無料の対象に含めない | 未入力 |
支払方法設定の詳細は管理画面マニュアル -> 販売方法編集をご確認ください。
以上で、店舗情報の設定が完了です。
商品の追加
ここからは販売商品の登録方法を説明します。 今回は「衣料品」と「靴」というSKUを設定し、それぞれ商品を追加する方法を説明します。
コンテンツ定義・SKU設定を設定する
まずはSKUの設定をします。
Kurocoでは商品はコンテンツ定義で設定し、値段や配送方法、在庫数の設定を商品設定で管理します。そのため、先にコンテンツ定義を設定します。
コンテンツ定義とSKU設定は1対1で紐付きます。
コンテンツ定義のページから[追加]をクリックします。
「衣料品」のコンテンツ定義を追加します。今回は下記設定で追加し、[追加する]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
グループ名 | 衣料品 |
並び順 | 1000 |
コンテンツ定義の詳細は管理画面マニュアル -> コンテンツ定義編集をご確認ください。
同様に「靴」のコンテンツ定義も追加します。
項目 | 内容 |
---|---|
グループ名 | 靴 |
並び順 | 900 |
以上で「衣料品」と「靴」のコンテンツ定義の追加ができました。
次に、SKUを設定します。
[EC] -> [SKU設定を追加]をクリックし、SKU設定を追加ページに遷移します。
今回は、先ほど作成したコンテンツ定義「衣料品」と紐付けてSKU設定を追加します。 今回は下記設定で追加し、[追加する]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
SKU設定名 | 衣料品 |
コンテンツ定義 | 衣料品 |
SKU設定の詳細は管理画面マニュアル -> SKU設定をご確認ください。
以上で「衣料品」SKU設定完了です。
同様に「靴」のSKU設定も追加し、SKU設定の追加は完了です。
SKUを追加する
次に商品アイテムを特定するSKUを追加します。
今回のSKUは商品規格(色(赤、黒..)、サイズ(S、M、L...))の組み合わせとします。
[ECメインメニュー]より[EC]プルダウンをクリックし、[SKU設定一覧]をクリックします。
SKU設定一覧のページより「衣料品」の[設定]をクリックします。
[SKU/規格]をクリックします。
[規格を追加]をクリックします。
商品規格編集ページが表示されるので、サイズに関する規格を追加します。
今回は下記のように設定し、[追加する]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
規格名 | サイズ |
分類 | Sサイズ Mサイズ Lサイズ |
同様にカラーに関する規格を追加します。今回は下記のように設定します。
項目 | 内容 |
---|---|
規格名 | カラー |
分類 | ブラック ホワイト レッド |
規格が追加されたことを確認できます。
商品規格編集の詳細は管理画面マニュアル -> 商品規格編集をご確認ください。
次にSKUを追加します。[SKU追加]をクリックします。
商品規格SKU編集ページが表示されるので、下記のように規格の組み合わせを設定し、[追加する]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | Sサイズ |
カラー | レッド |
同様に、必要なパターンだけSKUを追加します。
SKUを追加すると[SKU一覧]にて下記のように確認ができます。
「靴」に対しても同様の流れで規格とSKUを追加します。
商品を追加する
次に商品を追加します。Kurocoでは、1つのコンテンツに対して各SKUの商品を作ることができます。 商品設定では価格、配送方法、在庫数、DL商品の場合は電子データなどを設定します。
今回は下記のイメージにて商品を追加します。
コンテンツから[衣料品]をクリックし、右上の[追加]をクリックします。
今回は下記のように記載し、[追加する]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | ジャケットA |
同様に「ジャケットB」「コートC」「コートD」を追加すると下記のように衣料品一覧が確認できます。
次に商品(SKU)を追加します。 衣料品一覧でタイトルをクリックして、衣料品編集ページに遷移します。
商品(SKU)の[追加]をクリックします。
商品規格SKU編集のページに遷移します。規格(サイズ・カラー/)の組み合わせを設定して[追加する]をクリックします。
商品設定編集のページに遷移します。今回は下記のように記載し、[追加する]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | ジャケットA_S_R |
販売価格 | 10000 |
在庫数 | 10 |
販売方法 | 一般商品 |
同様に必要な商品を追加していきます。追加した商品は商品一覧のページで確認ができます。
「靴」も同様の流れで商品を追加します。
以上で商品の登録が完了です。
商品設定の詳細は管理画面マニュアル -> 商品設定をご確認ください。
メールの設定を行う
商品購入時、入金確認時、および商品発送時に購入者に対してメール通知を行いますので、そのメールの文面を設定します。
[オペレーション] > [メッセージひな形]をクリックします。
購入完了メール(銀行振込)
注文申し込みが行われた際にお客様へ送信するメールの内容を変更します。
「購入完了メール(銀行振込)」のテンプレート名をクリックします。
編集画面が表示されます。 今回は銀行振込を利用するので、振込先の口座番号の記載や、振込記述等必要情報を追記してください。
決済完了メール(銀行振込)
入金を確認した後お客様に送るメールの内容を変更します。
「決済完了メール(銀行振込)」のテンプレート名をクリックします。
編集画面が表示されますので文言などを変更して下さい。
お客様からの入金確認後、注文情報の入金日時
部分にある「入金済みにする」にチェックを入れ、更新することで入金確認(決済完了)のメールを送ることが出来ます。
商品発送メール(会員購入)
商品を発送した際にお客様へ送るメールの内容を変更します。
「商品発送メール(会員購入)」のテンプレート名をクリックします。
編集画面が表示されますので文言などを変更して下さい。
今回会員制ECサイトを想定しているので「商品発送メール(会員購入) 」の変更となりますが、非会員による購入が可能な場合は「商品発送メール(ゲスト購入)」メールも合わせて変更して下さい。
メール送信方法について
メールの送信は「売上/配送管理」画面より対応します。 [EC] -> [売上/配送管理]をクリックします。
「売上/配送管理」画面から「発送メールを送信する」を選択して配送処理を行うことで商品発送メールを送ることが出来ます。
以上で管理画面での設定が完了です。
次に、APIを設定します。ECサイト構築に必要なAPIの設定を行うをご確認ください。
サポート
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