Firebaseと連携して、Storageにファイルを保存する
Firebaseとの連携方法を解説します。
Firebaseと連携することで、Kurocoからアップロードした画像や動画ファイルを、FirebaseのStorageに格納し利用が可能です。
Firebaseのプロジェクト作成
Firebase公式サイトより、Firebaseのプロジェクトを作成します。
テスト開発は無料のSparkプランで対応が可能となりますので、本チュートリアルではSparkプランを利用します。必要に応じて有料プランに変更してください。
1. Firebase(Google Cloud Platform)の利用を申し込む
Firebase公式サイトにアクセスし、[使ってみる]をクリックします。
2. プロジェクトを作成する
「firebaseへようこそ」の画面で[プロジェクト作成]をクリックします。
3. プロジェクト名をセットして、続行をクリックする
プロジェクト名を入力し、「自身の取引、ビジネス、仕事、または職業のみを目的としてFirebaseを利用することを正式に認めます。」へチェックを入れて、[続行]をクリックします。
プロジェクト名はあとから変更ができませんのでご注意ください。
4. Googleアナリティクスの設定をする
Googleアナリティクスの有効/無効を設定します。
有効にした場合、次の画面でGoogleアナリティクスのアカウント設定画面に遷移します。今回は[無効]に変更します。
5. プロジェクトの作成が完了したら、続行をクリックする
プロジェクトの作成完了画面で[続行]をクリックします。
以上でFirebaseプロジェクトが完成します。
Firebaseの設定・Credentialsの取得
ここからはFirebaseの管理画面にて作業します。
6. [プロジェクトの設定]にアクセスする
Firebaseのダッシュボードの歯車マークから、「プロジェクトを設定」をクリックします。
7. 秘密鍵のダウンロードをする
[サービスアカウント]のタブを開き、[新しい秘密鍵の生成]をクリックします。
表示されたポップアップの中の[キーを生成]をクリックします。
すると、ファイルがダウンロードされます。
ダウンロードしたファイルは後ほど使用しますので保存しておいて下さい。
8. Firebaseのストレージの利用開始設定をする
サイドメニューの[構築] -> [storage]をクリックし、Storageの画面で[始める]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
Cloud Storage のロケーションは「asia-northeast1」または「asia-northeast2」を選択し、[完了]をクリックします。
9. Firebaseのアプリ追加設定をする
サイドメニューの[プロジェクトの概要]からプロジェクトホーム画面に戻り、WEBタイプアプリ[< / >]をクリックします。
アプリのニックネームを入力し、[アプリを登録]をクリックします。
「Firebase SDKの追加」画面が表示されるので、[コンソールに進む]をクリックします。
10. FirebaseConfigを取得する
「プロジェクト概要」の横の歯車マークをクリックし、[プロジェクト設定]の画面にアクセスします。
画面下部の「マイアプリ」->「SDKの設定と構成」の[Config]を選択します。
すると、firebaseConfigが表示されます。後ほど使用するので、コピーします。
Kurocoでの設定
ここからはKurocoの管理画面にて作業します。
11. Firebase設定画面に上記の7と10で取得したCredentialsをセットする
Kuroco管理画面のサイドメニューの[外部システム連携] -> [firebase]をクリックします。
Credentialsの欄に「7. 秘密鍵のダウンロードをする。」で取得したファイルをセットします。
また、App Configの欄に「10. FirebaseConfigを取得する」で取得したFirebaseConfigを貼り付けます。
[接続する]をクリックします。
12. StorageをEnableにする
「Storage」の[Enable]にチェックを入れ、[更新する]をクリックします。
以上でFirebaseとの連携が完了です。
コンテンツ定義での利用方法
Kuroco管理画面のコンテンツ定義より、設定項目で[ファイル(GCSにアップロード)]を選択します。
コンテンツ編集画面にファイルアップロードフィールドが表示されます。
こちらからファイルをアップロードすると、FirebaseのStorageにファイルがアップロードされるようになります。
サポート
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