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SendGrid連携方法

KurocoではSendGridと連携することで、問い合わせへの返信や、システムからの通知のメールを、任意のメールアドレスに設定できます。
SendGridと連携しない場合、通知のメールアドレスは「noreply@kuroco-mail.app」となります。

このチュートリアルでは、Kuroco管理画面でのSendGridとの接続作業の方法と、メールアドレスの変更方法を説明します。

注意

SendGrid側の仕様の変更により、SendGrid APIKEYの取得方法は本チュートリアルと異なる箇所がある場合もございます。詳細はSendGridで最新情報をご確認ください。

注意

SendGridと契約・接続していてもKurocoのメール送信の料金は引き続き発生します。

SendGridの設定

1. アカウントを作成する

SendGridのプランを確認し、「無料でアカウントを作成」をクリックしアカウントの作成をお願いいたします。 Image (fetched from Gyazo)

注意

海外から上記ページにアクセスし、「無料でアカウントを作成」をクリックすると403エラー画面が表示されます。
海外からSendGridを利用する場合、 https://signup.sendgrid.com/ にアクセスしてアカウント作成をお願いします。

2. 送信ドメインを認証する

SendGridのチュートリアルを参考に送信ドメインの認証をします。

ダッシュボードにログイン後、[Settings] -> [Sender Authentication]にアクセスし、Authenticate Your Domainの[Get Started]をクリックします。 Image (fetched from Gyazo) ①で利用しているDNSのホストを選択し、②のLink Brandingの項目はNoを選択し[Next]をクリックします。 Image from Gyazo

認証したいドメインを入力し[Next]をクリックします。 Image (fetched from Gyazo) 設定の必要なDNSレコードが表示されます。 Image from Gyazo こちらのDNSレコードを、ご自身が管理するドメインのDNSに追加します。
(下記はお名前.comの画面例です) Image from Gyazo DNSにレコードを追加したら、内容が反映されるまでしばらく待ちます。最大48時間かかる場合があります。

DNSの登録が反映されたら、[I'v added these records.]にチェックを入れて[Verify]をクリックします。 Image from Gyazo 下記画面が表示されたらドメインの認証手続きは完了です。 Image (fetched from Gyazo)

備考

SendGridの場合、上記の3つのCNAMEレコードを設定することで、SPF/DKIMの認証が完了します。
また、サブドメインでのCNAME設定になるため、既存のメールシステムからのメール送信には影響せず、既存のSPFコード修正も不要です。

詳しくはSendGridからメール送信する場合のSPFとDKIMの認証の仕組みを参照してください。

3. SendGrid APIKEYを確認する

SendGridのチュートリアルを参考にAPIキーを発行します。
ダッシュボードにログイン後、[Settings] -> [API Keys]にアクセスし、画面右上の[Create API Key]をクリックします。 Image (fetched from Gyazo) API Key Nameを記入し、Restricted Accessを選択し、[Create & View]をクリックします。 Image (fetched from Gyazo) 下記画面が表示されたらAPI Keyの発行は完了です。
API Keyは画面を閉じると再表示できませんので、メモしておいてください。 Image (fetched from Gyazo)

4. Click Trackingを無効にする

[Settings] -> [Tracking]にアクセスし、Click Tracking横の鉛筆マークをクリックします。 Image (fetched from Gyazo) 設定画面が表示されるので、[DISABLED ENABLED]のスライダーをクリックして、DISABLEDに設定し、[Save]をクリックします。 Image (fetched from Gyazo) 「Success! The Click Tracking setting has been updated.」の表示がされ、Click TrackingのステータスがDisabledになったら設定は完了です。 Image (fetched from Gyazo)

5. Event Webhookを有効にする

[Settings] -> [Mail Settings]にアクセスし、Event Webhook横の鉛筆マークをクリックします。
Image from Gyazo

設定画面が表示されるので、以下のように設定し、[Save]をクリックします。

項目設定
Authorization MethodNone
HTTP Post URLKuroco管理画面に記載のURL
DELIVERABILITY DATASelect All
ENGAGEMENT DATASelect All
Event Webhook StatusENABLED

HTTP Post URL は [外部システム連携]->[SendGrid]のWebhook URLを入力してください。

Image from Gyazo

「Success! The Event Webhook setting has been updated.」の表示がされ、Event WebhookのステータスがEnabledになったら設定は完了です。
Image from Gyazo

Kurocoの設定

ここからはKurocoの管理画面にて作業します。

6. KurocoとSendGridを連携する

Kuroco管理画面にアクセスし、[外部システム連携] -> [SendGrid]をクリックします。 Image from Gyazo

[更新する]にチェックを入れて、「3. SendGrid APIKEYを確認する」で取得したSendGrid APIKEYを入力し、[更新する]をクリックします。
Image from Gyazo

SendGrid との連携が完了すると、「2. 送信ドメインを認証する」で認証したドメインが表示されます。
Image from Gyazo

7. 管理者メールの設定をする

管理者メールと送信許可ドメインに任意のメールアドレスとドメインを入力して更新します。

Image from Gyazo

管理者メールの変更を確認する

8. 招待メールを送信する

メンバーを招待するのチュートリアルを参考に招待メールを送ります。

9. メールの送信元を確認する

メールの送信元が設定した管理者メールになっていることを確認します。
Image (fetched from Gyazo)

注意

SendGrid連携後すぐに大量のメールを送信すると、送信したメールは迷惑メールである可能性が高いと見なされ、受信拒否されることがあります。
最初は少量〜中程度の量から配信し、次第に量を増やしていくことで、IPアドレスが正当な送信元であるというレピュテーション(メール送信者の信頼度)を得てください。
詳しくはSendGridのIPアドレスのウォームアップを参照してください。


サポート

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