メンバー管理のメールアドレスに利用できる文字とバリデーション仕様を教えてください
メンバー管理のメールアドレスに利用できる文字を教えてください
Kurocoではデフォルトの挙動では特定の正規表現パターンでメールアドレス検証を行います。ただし別途、設定をすることでRFC準拠のメールアドレス制限に変更ができます。
メールアドレス検証の正規表現
Kurocoでは、preg_match()
関数を使用して以下の正規表現パターンでメールアドレスの検証を行います:
preg_match('/^[a-zA-Z0-9.+!#$&*=?^_{|}~-]+@[a-zA-Z0-9.-]+\.[a-zA-Z]{2,}$/', $email_address)
この正規表現は以下の条件でメールアドレスを検証します:
- ローカル部(@より前):英数字、ピリオド、パーセント、プラス、感嘆符、ハッシュ、アンパサンド、アスタリスク、等号、疑問符、ハット、アンダースコア、パイプ、波線、ハイフンが使用可能
- ドメイン部(@より後):英数字、ピリオド、ハイフンが使用可能で、最後に2文字以上のトップレベルドメインが必要
メールアドレス検証関数の実装
Kurocoでのメールアドレス検証には、設定に応じて2つの異なる検証モードがあります:
検証モード
デフォルトの動作(正規表現による検証):
Kurocoでは、デフォルトでカスタム正規表現パターンによる検証を行います:
- 最大256文字の長さ制限を適用
- 独自に定義された特定の文字セットを許可
- 特別な設定を行わない場合の標準的な検証方法です
RFC準拠モード(STRICT_VALIDATE_EMAIL定数による切り替え):提供版: β版
STRICT_VALIDATE_EMAIL
定数を設定すると、検証が完全なRFC準拠に切り替わります:
- 公式のメールアドレス標準に従った完全なRFC準拠を提供
- RFC仕様を超えるカスタム長さ制限なし
- デフォルトの正規表現検証よりも寛容な検証
デフォルトの正規表現検証からRFC準拠に切り替えるには:
STRICT_VALIDATE_EMAIL = 1;
この定数により、検証動作がカスタム正規表現パターンマッチングから標準的なRFC準拠のメールアドレス検証に変更されます。
備考
STRICT_VALIDATE_EMAIL
などの定数は、Kuroco管理画面の定数で設定できます。
また、メールアドレスは登録時に必ず小文字へ変換します。大文字を利用したメールアドレスが全て小文字で登録されます。
サポート
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